【研究】荒川教授らがフォトニック人工原子レーザの発振に成功しました(12月19日)
 荒川泰彦教授らは3Dフォトニック結晶中に量子ドットを埋め込んだフォトニック人工原子レーザの発振に成功しました。3Dフォトニック結晶の最高Q値約40,000を達成して実現したものです。成果が12月19日付Nature Photonics AOP版に公開されました。
[論文]
Aniwat Tandaechanurat, Satomi Ishida, Denis Guimard, Masahiro Nomura, Satoshi Iwamoto
(abstract)
[関連報道]
日本経済新聞(2010.12.20_11面)
日刊工業新聞(2010.12.20_17面)
化学工業日報(2010.12.20_4面)
TechOn Nikkeibp(2010.12.20)
【活動】米インテル社と光電子融合基盤技術で共同研究開始しました(12月16日)
 機構は12月末から米インテル社とシリコン基板上の量子ドットレーザを中心とした光電子融合基盤技術で共同研究を開始しました。寄付金形式でインテル社から3年間で50万ドルの研究助成を受けます。協働機関のQDレーザ社もこの共同研究に参画します。
[関連報道]
日刊工業新聞(2010.12.17_25面)
化学工業日報(2010.12.17_5面)
Tech-On Nikkeibp(2010.12.21)
【受賞】荒川教授がNEC C&C賞を受賞しました(11月24日)
 荒川泰彦教授は榊裕之東京大学名誉教授と共にNEC C&C財団が制定している2010年度「C&C賞」を受賞しました。同賞は半導体デバイス、情報処理、通信およびそれらの融合分野で顕著な業績貢献を行った人を表彰する表彰制度で、今回が25回目となります。両教授への授賞理由は量子細線・量子ドット半導体デバイスに関する先駆的・先導的貢献が評価されたもので、24日に東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で盛大に表彰式典が行われました。
[リンク]
http://www.nec.co.jp/press/ja/1010/1902.html
[関連報道]
日経産業新聞(2010.10.20_7面)
日刊工業新聞(2010.10.20_21面)
電波新聞(2010.10.20_3面)
科学新聞(2010.10.29_2面)
【人事】北村雅季特任准教授が神戸大学准教授に(10月1日)
 北村雅季特任准教授が9月30日付で退職し、10月1日付で神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻准教授に昇任しました。また、同日付で東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の委嘱准教授に発令され、引き続き機構業務も遂行します。
【人事】野村政宏特任助教が生産技術研究所准教授に(10月1日)
 野村政宏特任助教が9月30日付で退職し、10月1日付で東京大学生産技術研究所マイクロナノメカトロニクス国際研究センター(CIRMM)准教授に昇任しました。
【研究】単一光子源による世界最長、50kmの量子暗号鍵伝送に成功しました(9月10日)
 東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構、富士通研究所、日本電気の産学連携研究チームは1.5マイクロメートル帯単一光子源による量子暗号鍵伝送実験を行い、単一光子源方式で世界最長の50km伝送に成功しました。光通信波長帯で最高性能の単一光子源と単一光子源向きの実用的PLC(平面光回路)などの最先端技術を融合して実現しました。
[論文]
Kazuya Takemoto, Yoshihiro Nambu, Toshiyuki Miyazawa, Kentaro Wakui, shinichi Hirose, Tatsuya Usuki, Motomu Takatsu, Naoki Yokoyama, Ken'ichiro Yoshino, Akihisa Tomita, Shinichi Yorozu, Yohiki Sakuma, and Yasuhiko Arakawa Transmission Experiment of Quantum Keys over 50 km Using High-Performance Quantum-Dot Single-Photon Source at 1.5-um Wavelength APEX, Vol.3, 043702, Publishied 2010
[関連報道]
日本経済新聞(2010.09.10_10面)
日経産業新聞(2010.09.10_11面)
日刊工業新聞(2010.09.10_23面)
【研究】シリコン基板上1.3μm量子ドットレーザの室温発振に成功しました(5月31日)
 荒川泰彦教授、田辺克明特任助教らはウェハ融着法により、シリコン基板上1.3μm量子ドットレーザの室温発振に成功しました。高性能なGaAs基板上InAs/GaAs量子ドットをウェハ融着により、シリコン基板上に形成し、室温でパルス発振を実現したものです。将来の光電子集積回路のキーテクノロジとなるものです。
[論文]
Katsuaki Tanabe, Denis Guimard, Damien Bordel, Satoshi Iwamoto, Yasuhiko Arakawa, Electrically pumped 1.3 um room-temperature InAs/GaAs quantum dot lasers on Si substrates by metal-mediated wafer bonding and layer transfer, Optics Express 18 (10) 10604-10608 MAY 6 2010 doi:10.1364/OE.18.010604 (abstract)
[関連報道]
日本経済新聞(2010.05.31_11面)
日刊工業新聞(2010.05.31_22面)
日経産業新聞(2010.05.31_12面)
日経産業新聞(2010.06.10_19面)
【研究】量子ドットレーザで変調速度25Gbpsを実現しました(5月20日)
 荒川泰彦教授らと富士通研究所、富士通は共同で量子ドットレーザの変調速度を従来の2.5倍の25Gbpsまで高速化することに成功しました。量子ドットの面内密度を高め、量子ドット層数も増やすことによって、利得の向上を図り、高速化したものです。これで量子ドットレーザが次世代の100Gbps大容量光通信システムにも対応できるようになります。5月16日からの「CLEO/QELC2010」で発表されました。
[リンク]
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2010/05/20-1.html
[関連報道]
Asahicom(2010.05.20)
日経産業新聞(2010.05.21_6面)
日刊工業新聞(2010.05.21_23面)
化学工業日報(2010.05.21_4面)
Laser Focus World Japan(2010.05.21)
【人事】中岡俊裕特任准教授が上智大学理工学部の准教授に(4月1日)
中岡俊裕生産技術研究所特任准教授が3月31日(水)付で退職し、上智大学理工学部機能創造理工学科の准教授に4月1日(木)付で就任しました。
【参考】荒川教授を含む機構関係者の最先端研究支援プロの配分額が発表されました(3月9日)
 3月9日(火)に総合科学技術会議が開かれ、懸案となっていた最先端研究開発支援プログラムの研究費総額の査定結果が発表されました。機構関係者から同プログラム中心研究者として荒川泰彦教授、横山直樹客員教授、山本喜久委嘱教授の3名が選定されていましたが、今回の配分額決定で、同プログラムによる研究も始動することになります。関連報道が多数ありましたが、機構関係者の名前掲載の記事のみ紹介します。
[関連報道]
読売新聞(2010.03.10-2面)
日経産業新聞(2010.03.10-11面)
日刊工業新聞(2010.03.10-22面)
日本経済新聞(2010.03.10-1,5面)
毎日新聞(2010.03.10-28面)
朝日新聞(2010.03.12-23面
【研究】江崎先生らのエサキダイオード経年寿命の研究がNatureに掲載(3月4日)
 当機構諮問委員長の江崎玲於奈先生と荒川泰彦教授、北村雅季特任准教授とのエサキダイオオードの経年寿命に関する共同研究内容が3月4日付科学誌NatureのCorrespondenceに「Esaki diode is still a radio star, half a century on」として掲載されました。江崎先生が所持していた約20個の同ダイオードの特性をご自身も計測し、約50年前の測定値と比較考察したものです。量子効果デバイスとして初のエサキダイオードが経年という非負荷状態のまま、寿命測定されることは珍しいケースです。日本経済新聞、読売新聞にも取り上げられました。
[論文]
Leo Esaki, Yasuhiko Arakawa, Masatoshi Kitamura, Esaki diode is still a radio star, half a century on, NATURE 464 (7285) 31-31 MAR 4 2010( abstract )
[関連報道]
日本経済新聞(2010.03.04-42面)
読売新聞(2010.03.05-33面)
【研究】量子ドットを中心とした研究活動がテレビ東京で放映されました(3月2日)
 3月2日のテレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)番組でQDレーザおよび機構の量子ドットを中心としたイノベーションに向けた研究活動が、特集『電子立国復権へ 「量子ドット」で挑む』で紹介されました。
[関連報道]
【研究】荒川教授らの単一人工原子レーザがNature Physicsに掲載(2月7日)
 荒川泰彦教授、野村政宏特任助教らの単一人工原子レーザ実現に関する研究成果が2月7日付Nature Physics AOP版に掲載されました。単一量子ドットが埋め込まれた2次元フォトニック結晶微小共振器を作製し、1個の電子と1個の光子が強く結合する真空ラビ分裂を観測し、実証したものです。2月15日に機構が記者会見を開催し、各紙に報道されました。
[論文]
Masahiro Nomura, Naoto Kumagai, Satoshi Iwamoto, Yasutomo Ota, and Yasuhiko Arakawa, Laser oscillation in a strongly coupled single-quantum-dot-nanocavity system, Nature Physics, Published online 07 February 2010 doi:10.1038/nphys1518 (abstract )
[関連報道]
日刊工業新聞(2010.02.16-22面)
化学工業日報(2010.02.16-5面)
・Laser Focus World Japan(2010.02.16)
日本経済新聞(2010.02.22-13面)
日経産業新聞(2010.02.22-10面)
科学新聞(2010.02.26-4面)
毎日新聞(2010.03.02-21面)