人工原子・分子などのナノ構造を実現する「ナノテクノロジー」はこれまで著しい進歩を遂げてきました。1982年の荒川、榊による量子箱(量子ドット)の提案以来、本研究室では次世代情報通信への展開を目指して、量子ドットやフォトニック結晶などの半導体ナノ構造の作製技術開発、電子・光子の量子状態制御による新しい物性物理の探索、ナノフォトニックデバイスや量子情報デバイスの実現に向けた研究、太陽電池や有機半導体などグリーンエレクトロニクスに関する研究を進めています。特にナノ量子情報エレクトロニクス研究機構の中心研究室として文部科学省先端融合領域イノベーション創出拠点の形成プログラムの「ナノ量子情報エレクトロニクス連携拠点」プロジェクト(2006-2015年、総額約62億円+企業からのマッチングファンド)を推進するとともに、内閣府最先端研究開発支援プログラム「フォトニクス・エレクトロニクス融合システム基盤技術開発」(2009-2013年、総額約45億円)については中心研究者等として参画し、将来のLSIフォトニクス融合技術の基盤研究を進めています。

 荒川・岩本研究室では、大学院生、博士研究員、電気系有力企業、米国、フランス、韓国、タイなどの外国人研究員など、総勢約50名が、次世代の新たしいナノデバイスの創出を目標にして、研究に取り組んでいます。研究は「山あり谷あり」の繰り返しですが、それぞれ明るく前向きに一生懸命努力しながら研究に取り組んでいます。意欲ある研究者(あるいはその卵)の参加を期待します。なお、博士研究員(ポストドク)は常時募集しています。

荒川 泰彦




東京大学
ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構長
生産技術研究所教授
ナノエレクトロニクス連携研究センター長
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